78歳母の一人暮らし。正解はないかもだけど

日記

私の父は4年前に他界して、母は現在78歳で田舎で一人暮らしをしています。

相当な田舎なので、歩いて行ける場所には何も店がありません。不便な場所なのでいろいろ心配です。

退屈が人に及ぼす影響

現在母は、月に1度友人が車で買い物に連れて行ってくれる他は、生協で生活に必要な物を調達しています。外出することが少ないです。

幸い体が丈夫な母なので、家の裏の畑で畑仕事をするのが楽しみになっています。

ところが、今回母の住む岡山県は今までにない大雪で、母の唯一の楽しみの畑仕事ができずに、母はだんだん元気がなくなってきています。

母は目に持病があるので、本を読んだり編み物をしたりということができません。毎日テレビやDVDを観るしかすることがない状態になっています。

退屈が人間にとってどれほど苦痛か。母の様子をうかがっていると本当に辛そうです。毎日電話をしてるのですが、電話だけでは気も晴れないのでしょう。

楽しみがない、時間だけがある。

これはあまりに辛い。でもこんな状況になっている方は、多いのかもしれません。

正解はないのかもしれないけれど

私も夫も、母に我が家で一緒に暮らそうと申し出ているのですが、自分の家を出るのが嫌だそうです。

娘に迷惑をかけたくない、という思いもあるでしょうし、父との思い出の詰まった家を手放すのは辛いという気持ちもあるでしょう。

母の気持ちに寄り添うのが一番だと思っているのですが「何もすることがない」という状況になった時に、母が自分の力だけで何か新しい楽しみを見つけることができるのか?

体力や好奇心、行動力やコミュニケーション能力など、自分の楽しみを見つけるためには、実はいろいろな力が必要なのかも。今まで考えた事がありませんでしたが。

畑仕事以外で楽しみを見つけることは、今の母には難しそうです。

でも私が安心したいためだけに、母を引っ越しさせるのは避けたい。母には母の人生があるので尊重しなければ。

私が高齢になって一人暮らしになったとしても、やはり自分の暮らしぶりについては、自分で決めたいと思うことでしょう。

とはいっても、不便な田舎での一人暮らしには限界があります。その限界がいつなのか、どんな状況になった時なのか。

同居はまだもう少しだけ先なのかな、と今は思っています。畑仕事に限界がきたときなのかなぁ、と想像はいしているのですが。

こういったことに正解はないのかもしれません。何をどう決めたとしても、振り返れば”あの時ああしていれば、こうしていれば”という考えが頭をよぎるのが人間だろうと思います。

ただ私が母の幸せを願っていることだけは、ちゃんと伝わっていてほしいなと思います。

とりあえず雪よ、早くとけておくれ~!

読んでくださってありがとうございました。

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