近所の同世代の友人とお茶してきました。
そこでよく持ち上がる話題が、持ち家を今後どうするか、という問題です。
私と友人のぼやき
私は田舎の一軒家に住んでいます。27年ほど前に家を建てて引っ越してきました。友人も同じ頃に家を建てて近くに引っ越してきました。
そして私も友人も、子供たちはそれぞれ家庭を持ち、離れた場所に住んでいます。この家に戻ってくる予定はありません。

この家、どうする~?
友人と二人でよく家のことを話しています。
将来空き家になるであろう我が家をどうするか、考えあぐねています。
友人と二人でいつも「どうしよう~~」と言い合っていますが、これといった解決策もなくボヤくだけになっているのが現状です。
住む人がいないなら、いずれ売却しなければならないことになります。
賃貸にする方法もあるでしょうが、それはそれで管理も必要でしょうし、結局いずれは売却しなければならないと思います。(そもそも借りる人がいなさそう)
この家に最期まで住んだ場合を考えてみる
私たち夫婦が天国に行った後、娘たちはこの家を相続して売却する、そんな面倒なことをやらなければならないのか・・・という申し訳ない気持ちになります。
売却して大金になるような家ではなく田舎の資産価値はほぼない家を、なんとか売却しなければならない、というのが子供たちが直面する現実でしょう。
簡単には売れないと考えるのが妥当だと思います。
もちろん家は古くなっているのでそのまま放置しておけば危険ですが、土地だけにすると固定資産税が跳ね上がります。悩ましいですね。
そして売却できるまで固定資産税を払い続けなければならない・・・
遠く離れた空き家の管理をしながら・・・しかも子々孫々まで。

何かの呪いですか??
なんて面倒なんでしょう!娘たち可哀そう😭
生きている間に家を売ることを考えてみる
娘たちに負の遺産を残すわけにはいかない!となると生きている間に売却しなければならないわけです。
売却を考えるときに立ちはだかる問題
- 人口減少が進んでいるこの田舎の古家を売却できるのか?
- 売却するならどのタイミングがいいのか?
家を売却するなら早いほど売れやすいと思います。今ならまだなんとかなるレベルかなぁ・・?
でもあと10年もすると相当難しくなると予想しています。その頃にはこのあたりの空き家もかなり増えているはずです。
(我が町は全国レベルより早いスピードで人口が減っているらしい)
早く売却したほうが良いと思いますが、ここで問題なのが、賃貸に引っ越して死ぬまで家賃を払い続ける余裕があるか?ということです。
ローンの終わった家に住んでいれば家計は楽です。家の修繕を最低限にして住み続けるのが家計としては一番楽だと思います。
老後、家賃を払い続けるとなると家計はかなり引き締めないといけませんし、貯金もかなり必要でしょう。

なかなか厳しいなぁ。
ローンを組んで大金を払って、やっとローンが終わったと思ったら、次は家の処分に悩む。なんてこった!って思います。
何も考えずに家を買ったツケ
私たち夫婦が家を買ったのは夫29歳の時(同い年夫婦なので私も29歳)
古い団地に住んでいた新婚時代、そこから綺麗な家に引っ越せることが嬉しくて、それ以外のことは何も考えていませんでした。
お金に対する考えも今よりずっと未熟だったし、とても世間知らずでした。(今でも家計のやりくりは不得意分野ですが)
もっとよく下調べをしたり、将来のことを考えれば良かったと思っています。
自分たちが住むためだけに安易に田舎に不動産を買わないほうが良かった。
家を処分するところまで考えておかないといけませんよね。何世代にも渡ってその家に住むという時代ではないですもの。
家は大きな消耗品であり、土地を手に入れたら子孫にまでずっと税金の支払いと管理の手間がつきまとう。そんなことも考えずに、本当に私は世間知らずのまま家を買ったのだなぁと反省しています。
人口が半分になる日本で所有するという事
これから日本の人口は急激に減っていきますよね。統計によると2100年には日本の人口は半分になるそうです。急に若い方がたくさん出産されるわけもなく、この統計通りに進むことでしょう。
私の孫が80歳まで生きるとしたら、その頃には日本人は半分になっているのですね!
それだけ人口が減れば、土地やお墓などの管理問題が大きくなっていると予想します。所有して子孫に引き継いでいくことができるのか?管理が出来るのか?
しっかり考えなきゃいけませんね。私は土地と家は私の世代で片づけておきたいと考えています。
不動産問題は情報を集めている所なので、またこの件は書いてみたいと思います。
読んでくださってありがとうございました。

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